今月の音よみの絵本は、「でんしゃでいこう」です。
そしてこの絵本は、二重に楽しめる絵本になっています。
最後まで読んで裏表紙を見ると「でんしゃでかえろう」になっているのです。
そして、最後まで読むと、「このほんはうしろからもよめます。
またでんしゃにのって、やまのえきまでかえってみてください。」と書かれています。
双子の男の子生徒さん、Tくん、Mくんに早速「音よみ」してみました。
やまのむら。 デデン ドドン デデン ドドン
やまのむらを でんしゃはいくよ。
音楽にのせて読みだすと・・
Mくんが 「デデン ドドン デデン ドドン」と呟き始めました。
「音よみ」している間ず~っとMくんは、
「デデン ドドン デデン ドドン」と呟いていました。
絵本の世界に浸っているのですね・・。
私も読みながら一緒に浸りながらの音よみとなりました。
絵本を読み終わった後もMくんは、しばらく絵本を眺めていました・・。
読み終わった後、Tくんは、私にお話ししてくれました。
「ぼくもこのでんしゃにのりたいなぁ~・・」
お母様も、「絵本に音楽がついているのが素晴らしいと思います。」
と、言って下さいました。
生徒さんもお母様も私もそれぞれ幸せな瞬間を共有できた
素晴らしい体験となりました。
この「音よみ」の音楽、実は、「でんしゃでいこう」の音楽を全く逆にしたもの
が「でんしゃでかえろう」になっているのです。
ベートーヴェンの「月光」とビートルズの「ビコーズ」のように・・。
お聞きになりたい方は、どうぞリクエスト下さいね!
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